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ある調律師の趣味のブログ

時計分解整備とクロモリロードバイクのことを書いています。

久しぶりにラレーで外に出ました

ラレーで久しぶりに外に出ました。

坂を登らなく、振動が凄く、スピードが出ません。

しかし面白いです。

どこでも突っ込んでいけそうなタフな感じ、

矢のような直進安定性はこの自転車のの長所です。

スピードを出さずにのんびり知らない街を走る仕様ですね。

現代の作りのロードバイクとツーリングは2割増しで漕がないとついて行けない感じです。

それも可愛いところです。

マエダ号なら難なくついていきます、登りは現代のロードバイクが強いです。

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冬の滑りそうで緊張感のある走り、スピードより忍耐とガタガタ震える体を自転車が真っすぐ進めてくれる安心、

冬はラレーでしょうか。

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そして春にはマエダ号の素晴らしさを実感できて2度楽しいと思っています。

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いずれ老いたらマエダ号しか乗れなくなります。

子供の頃から慣れ親しんだ自転車の乗り味が残るラレー

自転車とは本来こういうもの、そう教えてくれるマエダ号です。

どちらも魅力的です。


  1. 2023/11/23(木) 05:57:25|
  2. ラレーCRN
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ヤレ時計の魅力

ヤレ時計の魅力

古い時計も新しい時計もピカピカが奇麗で魅力的です。

ふと古い時計を直していますと使われてきた歴史と風合いに魅力を感じることもあります。

陶器や骨董を見る感じと似ているかもしれません。

新品の気持ちよさと同じくらいの魅力があります。

オークションで千円、2千円というようなこともありこれからヤレ時計にはまりそう。


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焼けた文字盤にハゲタた金メッキケースを合わせました、柔らかい風合いです。


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グレーの焼けが地味な渋さを引き立ててるような


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これは水入り時計と言って、防水機能が失われ、文字盤に水が入り、汚く汚れてしまったところを剥がして、
地板を研磨して光らせました、金継ぎ茶碗のイメージで。


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酷い水入りで使用できる状態ではなかったのですが、セイコーの数字文字盤は人気でこれくらいしか買えませんでした。
オリジナルを出来るだけ残して磨きました。


入手時は本当に廃棄するか使えない感じなんです、機械も使えるかどうか。

しかし、セイコーは優秀でタフです。機械のサビを落として磨き上げ、注油すれば大抵復活します。



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i石の模様みたいで良いと思ったんですが、汚いんですよね。


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酷使にも程がある。時間読めないじゃないですか。これで使えるからセイコーは凄いです。


ヤレ時計は、マイナーな趣味で自己満足です。

千円の時計を復活させるのも楽しい。

千円でも要らない時計でしょうか、趣味はそれでいいと思います。














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  1. 2023/09/30(土) 06:00:37|
  2. セイコー時計
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ラレーCRNについて、マエダ号に乗ってから感じたこと

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現在はラレーCRNはローラー台で活躍しています。

ローラー台で極低速、一番軽いギアでも乗れてしまう安定性はマエダ号にはありません。

とにかくまっすぐに走りたがる自転車です、これはビギナーにはありがたいですね。

遠くに出かけるときなど、集中力が欠けてきた場合もこれは助かります。

ラレーCRNで十分なんです、若ければ。

50を過ぎますと楽したいんですよね、乗り心地がいい、速い、軽い。

そうなってきますとマエダ号がいいです、また奥深さもマエダ号にはあります。

子供の頃にガツガツ乗ったハイテンの自転車、その面影がラレーCRNには残っています。

固い乗り心地とタフな感じ、だれが乗るか市販車は分かりませんので、

体重100キロの筋肉の塊みたいな人が全力で乗るかもしれません。

それでも壊れないようにラレーCRNは作ってあります。

だから乗り心地は固くなんでも受け止める感じで、どこまでもまっすぐ走ろうとします。

直進安定性は他の市販車よりも優れているようですが。

それでも無名なメーカーから比べれば十分繊細なんです。

体力が余って、ガツガツ乗れるならラレーCRNは最高な相棒です。

高尚な乗り心地やウンチクは50を過ぎて体力が落ちてからにすればいいです。


ラレーCRNはペダル以外フルセットですが、ステム、ハンドル、シート、を後から変えました。

クランクは一回変えて戻しました。

ポジションが決まらない限りラレーCRNの良さも、ロードバイクという乗り物も理解はできません。

それだけは言えると思います、コンポはティアグラでもソラでも構わないと思います。


CRNとCRFで悩みましたが、マエダ号が来た今となっては、どちらも市販車、

自分に合わせて作られた物と市販車の差は大きく、CRNもCRFもそんなに変わらないと思います。


ラレーCRNはメッキフォークでカッコいいです、見た目は大事です。

ラレーに見習い、マエダ号もメッキフォークにしました。

コストパフォーマンスは信じられないくらいラレーCRNは素晴らしいです。

初めて買ったロードバイクでこれを選んでよかったと思っています、愛着もあり、

乗れなくなるまで持っていようと思っています。











  1. 2023/08/20(日) 21:56:16|
  2. ラレーCRN
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前回からの技術的な更新がありました。

時計は常に忘れず努力しています。

ピアノの調律と同じで、触らないと腕が落ちます。それは自転車も同じなんですが。

まず、注油をできるようにならないと時計が止まる。

そこで悩んだ末にエピラム処理にたどり着きました。

エピラム処理は高価なのと安いのがありまして、効果が全く別になります。

お高いエピラム処理はフッ素処理で油をはじく、軸などの油が欲しいところだけすっそをはいで油を留まらせる。

お安いエピラム処理は、ステアリン酸という石鹸の原料で部品をコーティングして油をステアリン酸に吸わせて留まらせる。

効果が全く反対ですので、ネット上で調べても結果が出ずに悩みました。

もちろん僕が利用するのはお安いステアリン酸の方です。

エピラム処理の意味は、処置を施すという意味らしいです。

古いオールドの時計、当時のエピラムはステアリン酸の方なので、時計とも合っています。

素人は油をつけすぎてギトギトになります、油が塗れているか不安になるからです。

そこで、エピラムは油を吸ってくれます、仕上がりも美しいです。

濃度も苦労しました、0,2パーセントの濃度では濃過ぎました。

これもネットでの情報で、これは僕が湯煎でステアリン酸をすべて溶かしたのがいけなかったと思っています。

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ガンギ車に白い粉がふいています、これでは動作不良です。

湯煎でベンジンに溶かすなら、濃度は0,75が僕には合っています。

今はヒゲゼンマイの調整にチャレンジしています。

これも1年はかかると思っています。

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  1. 2023/08/19(土) 18:11:57|
  2. セイコー時計
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マエダ号楽しんでいます。

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マエダ号が完成してから、

ポジション出しに時間がかかりましたが、現在は楽しんでいます。

イメージはコザクラインコの色、ブラジルの国旗、私の仕事のホームページの色です。

私自身も知り合いにもブラジル日系の方はいませんが、アマゾンの雄大さが頭に思い浮かびました。

個性的で気に入っています。

また、ラテン系に憧れも持っています、陽気でいいじゃないですか。


マエダ号の事がいろいろ分かるまで時間がかかりました。

最初はめちゃくちゃ速いと思いましたし、加速がいいとかも思いました。

それはラレーCRNと比較してのことでした。

今思うことはマエダ号は自然な自転車だということです。

前田さんに作っていただくときも、奇をてらわず自然で、経験上良いものをとお頼みしました。

全くそんな自転車になっていると思います。

自分の体に溶け込んで、馬か何かになったき気持ちでしょうか。

速すぎず遅すぎず、自然で自転車を漕いでいることを忘れる感覚です。

繊細な自転車ですので気は使います、ただ、鉄ですのでそこまで心配はいりません。

乗り心地と、反応の丁度良さ、疲れない自転車です。

しかし、なんとなく冬は乗る気がしません、冬はゴツイ、ラレーの出番です。

体や、路面さえも固く感じる冬はゴツイ、ラレーの方が合っている

そんな気がします。

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  1. 2023/08/19(土) 17:52:35|
  2. サイクルテクニカマエダ
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